一年中、太陽がサンサンと照りそそぐ、八重山諸島の経済、文化、交通の中心地、石垣市の商店街。日本最南端の全蓋式アーケード設置の商店街。
《商店街の立地概要》
石垣市中央商店街振興組合は、現在の市営公設市場を中心に古くは、“クヤー”と呼ばれ、住民の物々交換の場であった。その後、明治中期頃、鹿児島と那覇の商人により商店街が形成され、八重山諸島、唯一の商業の街として親しまれてきた。しかし、昭和54年頃から各地区にスーパーが次々と開店し始め、消費者の拡散を招き、その対応策として、2つの任意通り会(銀座通り会・中央通り会)が連合し、昭和56年12月に商店街振興組合を発足させた。昭和63年、高度化事業としてアーケードを設置し、あやぱにモールと名付けた。
『あやぱにモール=八重山古典音楽「驚の鳥節」の一節「綾羽(あやぱに)や生らしゅり、…太陽(てぃだ)ばかめ舞いつけ」:(綾綿のような立派な羽をした若驚が生まれた、…太陽に向かって逞しく巣立っていった。)より引用し名付けられた。』
《商店街の主な事業内容》
郊外型大型スーパーに流れ出した客を呼び戻す対策として、平成8年8月より、ゆい□一ド通り会との合同スタンプ事業(わくわくスタンプ会)を実施し、中心地区の一体的販売促進の強化で顧客の定着化を狙っている。昨年はモール内に地ビール店の開店や公設市場での特産品フエアの開催があり、市民や観光客に好評であった。又、年末の婦人部によるぜんざいの振舞い、新年の青年部による餅つき大会等で、年末年始の大売り出し事業を盛り上げている。
《現在の問題点》
- 現在、遊休化している公設市場の有効活用。
- 商店街の業種構成と経営者の意識改革。
- 商店街案内板の不設置。
- 昨年末、商店街内の大型スーパーが撤退し、空店舗として目立っている。
《今後の展望》
商店街周辺は、行政施設やホテル、銀行、及び、港湾、バスターミナル等があり、恵まれた立地条件である。業種構成次第で大いに希望が持てると思われる。
これからの事業計画は、空店舗への不足業種の誘致、そして消費者に定着しているスタンプ加盟店の拡大、希望としては公設市場での特産品販売の常設化を実現して活性化を図っていきたい。
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