あけもどろの都市、那覇市を代表する庶民の街、いつでも観光客と地元の買い物客で圧倒されそうな熱気に包まれた賑わいのある商店街。
《商店街の立地概要》
平和通り商吉街は、那覇市牧志から壷屋地域をつなく長さ336メートルの全蓋式アーケードの商店街(全体としては416メートル)で、衣料品を中心として土産品店、皮革製品店、飲食品店など約200店鋪が軒を連ねる沖縄の昔ながらのマチグヮーの姿と東南アジア的な雰囲気が混ざり合った沖縄を代表する商店街となっている。
平和通りに通り会が結成されたのは昭和23年、終戦後、那覇市の人□の増加に伴い開南地区から牧志地区にかけて自然発生的に露店青空市場が形成され「市場通り」と呼ぱれるようになった。
昭和26年、民間による商取引が活発化し、益々通りが賑やかになった頃、通り会会員が改修費を負担してアスファルト道路に整備、通り名も一般公募によって「平和通り商店街」に改称された。(戦後、人々は平和な世の中を熱望していたことと通り会の近くに平和館(映画館)があつたからだと言われている。)
その後、昭和54年、組織を法入化し商店街振興組合を設立、当時、沖映通りへの大型小売店舗建設計画が進行していたこともあり、ぞの対応策として商店街の近代化が急務であった。そのため、翌年には全蓋式アーケードを建設(組合員による全額自己資金)。昭和59年にはカラー舗装が完成するなど、商業基盤の環境整備が早めに進んだ、利便性、安全性、コミュニティー性を揃えた地域社会に密着した商店街となっている。
《商店街の主な事業内容》
商店街振興組合としては、毎年、歳末大売出しや季節ごとのイベントを開催し、成果をあげている。過去の商店街イベントとしては、平成3年に歳末大売出しの一事業として“大道芸”を行い、平成4年から平成8年までの5年間は“大道芸NAHA”として県内外から大道芸人を集結し、本格的なイベントを実施した。また、平成4年12月には商業活性化事業としてスノーラー(入工雪製造機)を1台リースして実際に雪を降らせるイベント“雪の降る商店街(まち)にサンタが来る!”を開催、商店街を訪れた人々に大好評であつた。
そして、毎年10月に開催される那覇ま⊃りの前夜祭“民族芸能パレード”に15年連続で商店街として参加しているほか、新しい平和通り商店街のイベントとしてはハ□ウィーン祭を平成8年から実施しており、那覇市内の保育園児によるかわいらしいコスチュームの仮装行列と商店主は子供たちにお菓子を振る舞うという地域と密着したイベントになっている。
《現在の問題点》
- アーケード、カラー舗装の老朽化
- 公衆トイレの設置と観光客に対する案内板の必要性
- 組合員の協力体制の強化と空き店鋪の発生等
《今後の展望》
郊外型大型店に流出した顧客を取り戻すためにも商店街駐車場問題を早く解決したいと考えている。
現在、日平均2万人位の通行量はあるが、かつてのような賑わいを取り戻し、マチグワァーとして地元のお客さんとの地域密着型商店街を目指すとともに、沖縄の顔として観光客にもアピールできる商店街づくりを目標としてこれからも頑張つていきたい。
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